※ハイジのブログの感想

(友人であるハイジのあるブログ記事に対して、コメントで書ききれなかった感想を書いているだけ。ただの感想。あしからず。)




お前のことをブログに書いていいかと、ハイジからラインがきた。

私にとっては何のことない会話や出来事を「興味深い!」とか思ったんだろうな、まぁ面白く書くだろうからいいか、と内容を聞かずにゴーサイン。

記事ができたと連絡を受けて見に行った。ほんと、とっちらかった女同士の語り合いをよくもまぁ纏めたもんだと関心した。

内容はハイジと私の、腐女子としてのある属性の違い。

キャラ萌えするタイプの腐女子なのか、ストーリー萌えするタイプの腐女子なのか、というもの。私はキャラ萌えするタイプでハイジはストーリー萌えの方。

本流はひとつの作品な訳で一概に全く違うとも云いきれない訳だが。

そして、ハイジのブログを読んでいて、ここにきて改めて気づいたことがひとつ。



ハイジは、中学の時点で既に腐女子として覚醒していた。しかしハイジは腐女子仲間と語らない為か、私はハイジを腐女子として見なしていなかった。

彼女が例えBL小説を読もうが、それを書こうが、どうしても拭いきれないものだった。大きな意味での雑食みたいなもん?とでも思っていたかもしれない。

それが今回の、互いの属性の違いによるものだったと、改めて気付かされた。

ゾノ→キャラ萌え腐女子
好きなキャラ(嫁)に愛情を傾けすぎるが故に作品の流れは二の次。カップリングに至っては、嫁にはこの男が似合う!と自分の勝手な好みで、作品中で嫁と会話すらしたことがない男をあてがう。所謂マイナー勢。

ハイジ→ストーリー萌え腐女子
好きなキャラは大体主人公。何故なら物語は主人公視点で動いていく(わりと熱い奴が好みのご様子)。主人公に感情移入し、ストーリーの中で読者を置いていかないようにキッカケがあり出来事がありで仲良くなっていく男が彼女の中でカップリングとなる(恐らく)。所謂、公式が最大手勢。

私の周りには、もちろんストーリーも重視しながらも必ず推しキャラがいる腐女子ばかりであった。というより、そういう腐女子が殆どじゃないだろうか。

好きな作品があるイコール誰が好き?!なのである。

しかし、ハイジにそれを聞けば返ってくる言葉は決まっている「主人公」。カップリングを仮に聞けば「主人公と仲良しの○○」。

私はかなりキャラ萌えに偏っていた腐女子なので、王道の主人公を好きになるというのが、あまりなかった。

加えて、妄想で生きていたあの時代、勿論公式の供給に歓喜することもあったが、それ以上に妄想をすることが好きだった。その時間がただただ幸せであった。

つまり、自分で妄想し幅をそこまで広げることなく、ストーリー上で仲の良いふたりを好きだというハイジに、私は腐女子というものを感じ取ることがでなかったのである。



ふとした気付きだったが、妙に納得がいった。

またハイジと語らおうと思う。