平日でも人は多かった

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とあるイオンモールの百均で買ってきた。

最近の百均ってほんと物によっては百均に見えないな。カード立てるやつ、普通に可愛いと思った。

サンタ服も売っていて、どうせなら買ってっちゃおうかと、売り場の前でしばらく考え込んでいた。ふと顔をあげると、向かいの店のイケメン店員と目が合って微笑まれた。サンタ服の前で神妙に迷っている姿を一瞬でも見られたのが恥ずかしく、思わず退散。

後からチラ見すると、向かいのお店は暇だったようで、店員さんたちは沢山の客で賑わう百均を眺めていらした。時折小さく指差して、フフフと微笑み合ったりと。

アテレコするなら、クリスマスですもんねぇ、ほら見てサンタ帽買ってますよ、いいですねぇ、俺たちはクリスマスも仕事ですけど(笑)的な。

暇そうな店員を観察してる私が一番暇だなと切なくなってとっとと帰宅。


帰り道。何気なくつけたラジオ。

その日のパーソナリティが、私の通っていた高校の先輩であった。

その先輩は、ローカルでタレント活動をしていて、深夜のとある番組で見掛けたことがある。番組を見ている人なら、あぁ!とはなるだろうか。ちょっとどれくらいの知名度かは知らない。

私のひとつ上で、当時から可愛いと評判の方であった。というか、私のひとつ上の学年の女の先輩は、可愛い人が多かった。委員会やら何やらで接する機会があったときはラッキーと思ったものだった。

そのタレントとして活動している先輩とは仲がよかった訳ではなかったのだが、他の先輩伝てにタレント志望らしいというのは聞いていて、実際目や耳にする機会があると、すごいなぁと思う。

そのラジオを聞いたときが、ちょうど母校周辺を通りがかった時。ノイズが走りまくって途中聞き取れなかったりした。何となく、切なくなった。

帰り着いて、ふと思い出した。その先輩が体育祭で団長だが何かやってたときの写真があった気がするなぁ、と。

探してみたらあった。優勝して嬉し泣きに顔を歪めた先輩の写真。

当時、私は放送部で、放送席は本部テントの横にあった為、ベストポジションで写真が撮り放題であった。カメラの持ち込みは一応厳禁だったのだが、私物のデジカメに『放送部』と書いたシールを貼り、部活用ですよという顔で堂々と撮影していた。

そんなベスポジ(調子に乗って本部テントに勝手に入り込んで)から、表彰式の様子をはっきりと撮影。まさか数年後に、この先輩がねぇ、すごいねぇ、と見返すことになろうとは。

写真は完全に私的ではあったが、一応部活としても団長さんや応援団長さんにインタビューはしていた。多分この先輩にもしたんだと思うが、残念なことに覚えてない。

あとから映像作品に残そう!紙面として出そう!などと計画して、事ある行事ではそれなりに部活として活動していた。様子を撮影したり、インタビューしたり。

部活として動くのは好きだった。行事に真面目に取り組んでいなかった私にとっては、言い方があれだが、絶好のサボる口実、免罪符、大義名分であった。

だが、大会やらあって忙しかったり、まぁ、単に忘れていたりで、作品作りを一度もしなかった。撮るだけ撮って全てお蔵入り。

大概、色んなことを中途半端に終わらせてきたなぁと思う。


そういや、放送部と聞くと周りは優等生というイメージがあったらしく、私の成績を知らん人に放送部だと言うと頭いいんだね!と言われていた。

確かに、私以外の子達は後輩含め、成績がよかった。なんか、三学年同じ問題をやるみたいな、校内模試?みたいなのがあったとき、後輩の子ひとり覗いて私以外の部員がトップ20だか30入りしていた(とはいっても当時の全部員は私含め6人)。

トップ30入りしなかった後輩に、私だけじゃないやん♪と親近感を沸かせていたが、あとから聞けばその子、普段の成績は学年トップ10入りする子だった。寂しかった。成績にあれされないからって特に真面目にやんなかったそう。

因みに私の成績は、一番悪いときで学年ケツから数えて三番目か四番目、取ったことのある最低点数は2点であった。よく卒業できたな本当に。



思い出のアルバム引っ張り出したせいでまた部屋が散らかった。やれやれ。