女は占いが好き

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可愛らしい見た目のデザートを、いつもぐちゃぐちゃにしてしまう。上手に食べれるようになりたい。










先週は、水曜日に地元の子持ちの友人と、そして土曜日には高校時代の子持ちの友人と遊んだ。

私にしてはよく遊んだ方だ。このクソ暑い夏の昼間に。

しかも、両者ともと占いをしに行くという、何に迷うか既婚女性?という感じだ。

占いの内容はまぁハイハイ当たってるわなるほどねという感じだった。お互いに。

それよりも、占い含めランチをしながらの愚痴で、普段はいつも通りすぎて見逃している人柄というか性格というか、彼女らの人物像を改めて見つめることが出来て大変おもしろかった。

こういうとこあるもんなwwwと、女は自分探しも大好きである。

水曜日の彼女と土曜日の彼女は既婚者子持ちであり、子供への接し方でも性格が見え隠れして、とても興味深かった。



水曜日の彼女は、自分が子供を守らねばという強い愛情の持ち主だ。

そういえば彼女は昔から、愛を傾けるとなると際限ないイメージであった。

趣味であったり人であったり、一度加熱するとそのエネルギーたるや今に燃え尽きやせんか?と見てて飽きないほど。

時間の経過と共に熱は薄れていくことも多々あったようだが、今回は自分が産んだ子供だ。

きっといつまでもその強い愛情は続いていくことだろう。

あまりに加熱しすぎないことだけを祈るが、これは余計なお世話ということだろうから見守るに限る。



土曜日の彼女も無論、子供に対して愛情深い人だが、水曜日の彼女ほど『強い』愛情という印象はない。

大らかな愛で包み込むように…というのが一見。

ただ今回の占いによって少し見えたのが、どこかで強い指南を示してしまうことがあるというもの。

あれしなさい、これしなさい、というものだな。まぁ親だって人間なのだから…とは思うが。

彼女が強い指南と聞いて自覚するひとつは、他人に迷惑を掛けないことだそうだ。

これはどこのご両親もきっと気を付けていることだとは思うのだが、彼女の場合だと、子供たちが人見知りを全くせず誰にでも挨拶して話し掛けてしまうことが気掛かりなのだとか。

気遣い屋で真面目な彼女からしてみると、想像もつかないほどふたりの娘ちゃんたちは活発的で人見知りをしない。

これがもし水曜日の彼女が母親なら、恐らく気にしないか、愛情が強すぎるターンの場合だと嫉妬or子供の危険と判断するか、なのだと思うのだが。

土曜日の彼女は、うちの子が突然話しかけることで困らせたり、もし子供が苦手な人だったら申し訳ないという気持ちがあるという。

子供が知らない人に挨拶するたびに、すいませんと謝ったりやめなさいと言ってしまうのだそうだ。

気持ちはわかる。引いてはそれも自分の子供が傷つかない為の言動だ。彼女もそうやって子供を守ってる。



水曜日の彼女も土曜日の彼女も、同時期に母親になっていて私にとっては先輩なのだが、育児に正解はないというのはこの事だなと思った。

明るく活発な水曜日の彼女、大らかで真面目な土曜日の彼女、私はどちらの母親にも憧れつつどちらにもなれない。

こうした方がいい子に育つとか頭が良く育つとか、意識して変えていくことも必要だと思うが、母親もひとりの人間だ。

自分なりに子供と向き合って、子供なりの性格と向き合っていく。

それが一番、家族として自然な形になるんだろう。

まぁ、悪いとこは直すべきと思うがな。


ふたりの母親と沢山話したことで、私は私でしかないと改めて思った。

私なんかが母親になれるかなと、まぁ、一瞬ではあったが不安になることもあったりはしたから。


これから産まれてくる息子、怠け者の母ちゃんだが、よろしく頼む。