あ、私デブった、と改めて認識

何かのテレビで見たんだが。鏡を見てると無意識に自分の良いところを映し出そうとするとか何とか。

ちゃんと鏡見ながら両方の眉毛の高さを合わせたのに、あとで写メか何かで見返すと高さが違うことがあるのは無意識に顔筋が合わせてるとか何とか。

前にテレビで中居くんが『ぼーっとテレビを見てて、ぱっと消したときにテレビの黒い画面に映る自分の素の顔がやばい』とか言ってたが。言われたら、あーね〜と思う。

まぁ、気を抜ききった状態の自分の顔を鏡で直視なんかできんわな。見たくないわな。そら知らん間に( ・`ω・´)キリッとするわ。


そんな訳で。最近の鏡の中の自分が、顔丸いなぁ二重顎やべぇなぁ、と自覚はしつつも、無意識によってまぁ大丈夫やろ程度に収まっていたのだが。

昨日、アナゴくんに付いて行った眼鏡屋にて。

ちょうど顔の高さにある鏡がたくさんある中で。

あ、やべぇ、まじやんこれ、と、何度も現実を直視する羽目になった。

朝に顔を洗うときは、無意識によって一瞬しか映し出されない二重顎ちゃんが、ずっと付いて回る。

いつも鏡を見るときと違って、眼鏡を掛ける瞬間にだけ鏡を見るから。うおっ何この顎、が何回も訪れたのである。

それプラス、店内には比較対象が沢山。

これまたいつも鏡を見るときと違って、店内の横長の鏡には自分と他人が並んで映る。顔のでかさやフェイスラインやら。あ、あ、あぁぁ……(目を逸らす)。

特に、ずっと隣にいたアナゴくん。奴も割とデブちんなのだが、一緒に鏡に映っているのを見たとき、私と比べたら可愛いものであった。
何度も並んで鏡に映っているのを見る内に、奴が私と付き合いだしてデブったことをからかっていた自分が恥ずかしくなるほど。

この出来事を母に話したところ、今更、というような呆れ顔をされてしまった。そして決まり文句の『あんたそのまま太りすぎてアナゴくんに捨てられんようにね』。その日ばかりは、この決まり文句が重かった。

アナゴくんだって付き合い出した時から10キロ増ではある。しかも半年時点で。
一番言われたのは『幸せ太りやね』で、次点が『あんた何食わせてんの?』である。そのどちらでもなく、単に奴は部署が変わって肉体労働からデスクワークが多くなり残業が増え遅い時間にご飯を食べるせいなのだが。

でぶちんカップルならではの腹の掴み合いが一番のコミュニケーションなのだから笑えない。

何というか二人してぶくぶく太っていっている気がする。職場を除いて一緒にいる時間が一番長い人間だからお互いにお互いの腹を見て安心してるのかもしれない。

脱せねば。意識を変えなければ!がんばらなければ!